・会社の人間関係とかが嫌だ。毎日出勤するのも憂鬱。仕事も楽しくないし
・フリーランスってそういう悩みもなくなりそうだし、いいな
・フリーランスになりたいんだけど、なるためにはどんな準備をしていけばいいんだろう
・できれば、先にフリーランスをやっている人に話を聞いてみたいな
このような悩みはありませんか?
会社員や公務員の方の一番の悩みは「人間関係」です。
この点はフリーランスになれば解消されます。
・合わない上司はいない
・自由な時間に仕事ができる
・基本的に仕事が楽しい
とまぁ、良い面だけを挙げればこんな感じです。
やはり自由に動きやすいのはとても素晴らしい。
ただし!
何事にもメリットがあればデメリットもあります。
僕は公務員、民間、フリーランスという3つの働き方を経験してきて
それぞれの働き方に、それぞれ良いところがある ということを感じています。
今回は、公務員や会社員と比べたフリーランスのデメリットを見たうえで
どうすればデメリットを最小限にしてフリーランスになれるかをお伝えします。
この記事を最後まで読めば、あなたもウハウハフリーランス生活に近づくはずです笑
目次
会社員、公務員と比べたフリーランスのデメリット
フリーランスのデメリットは、大きく以下の2つがあります。
・収入が安定しない
・出費が増える(社会保険料、研修、交通費)
僕はこの2つが大きいと思っています。
それは何故なのでしょうか?
あなたが将来的に独立したいのであれば、このデメリットについて対策を考えておかないと詰みます。
会社員や公務員は基本給が決まっていて、同意を得ずに下げたりすることは出来ません。
そのため、余程のことがなければ最低ラインの給料は貰えます。
ところが、フリーランスには基本給などという概念がないので自分で仕事を作っていかないと収入が0になります。
また、出費も増えます。
・社会保険料を全額払わないといけないし
・スキルアップのための研修も自己負担
・仕事に関わる交通費も自己負担
社会保険料なんかは、今まで会社が半分負担してくれていたわけなので、純粋に負担率が2倍になります。
フリーランスになるリスクを最小限にするために
フリーランスのデメリットを読んで、どうでしたか?
実は、このデメリットから生まれる最大の敵が「不安感」です。
2つのデメリットに共通するのは、どちらも「お金」に関連しているということ。
そう、僕がデメリットとして2つを強調しているのは
「お金の悩み」がもっともストレスになり、人の心を弱らせるからです。
でも実は、この2つのデメリットから生まれる不安感は、あることを抑えれば最小限に出来ます。
そのあることとは、次の2つです。
・顧問契約を受ける
・複数の収入源を持つ
それぞれ詳しく見てみましょう。
顧問契約を受ける
顧問契約などを増やして、継続収入を確保しましょう。
※顧問契約とは企業などが特定のスキルやノウハウを持つ専門家と契約し、その能力を経営に関する業務に活用する契約形態のこと。
最近流行っているWEB制作などの副業は基本的に単発です。
案件ごとに報酬が発生しますので、一回受注しても次が無いこともあり得ます。
ですが、顧問契約であれば月額報酬という形ですので、安定感がグッと上がります。
その代わり、お客様からは高いスキルと結果を求められることが多いです。
どうやって顧問契約に繋げるかは、別で記事を用意しますね。
複数の収入源を持つ
複数の収入を持つことで、リスクへの備えが出来ます。
一つの取引先からの収入に依存してしまうと、取引先の業績が落ちるなどして契約解除されたらアウトですよね。
例えば、アフィリエイト一本で稼いでいるブロガーさんは、Googleのアップデート(検索アルゴリズムが変更されること)により記事が上位表示されなくなったら一気に収益が減って大ダメージです。
彼らは毎日不安と戦っています。
そういう生き方を否定はしませんが、いざという時のことも考えて複数の収入源を持つことは考えておきましょう。
フリーランスになるためのオススメステップ
ここからは余計なリスクを減らしてフリーランスになる手順を紹介します。
この手順に沿っていけば、早い人だと最短1年で独立ができると思っています。
それでは、どうぞ。
ステップ1 自分の事業を作ろう
事業というと大きなことをするイメージがあるかもしれませんが、最初は小さくスタートした方が効率よく最短で成果が出ます。
なぜなら、いきなりスケールの大きなことをしようとすると、何も手がつけられなくなるからです。
「ブロックチェーンの技術を使って新しい発明をしなきゃ…」
「超便利な新しいサービスを作らないと…」
↑このような事業をしようとすると、エンジニア集めたり、莫大な資金も必要になるので投資家や銀行に話をしに行ったりと、やらなければいけないことが沢山あるのです。
さらに、これだけのことをしたとしても成功するとは限らないためリスクが大きすぎます。
ですので、最初は小さく副業を始めましょう。
上手くいって資金が増えたら、徐々にやれることを増やしていけばOKです。
>>フリーランスになりたい会社員が取り組むべき副業3選(執筆中)
あなたは個人で営業マンを雇えますか?
おそらく、ほとんどの方が「NO」だと思います。
人を雇うのはかなりの出費になりますし、資金的に体力のない個人には難しいです。
そこで役に立つのが「自動営業マシン」を育てること。
・ブログ
・Youtube
・SNS
これらのインターネットツールを使えば、あなたが寝ている間でも24時間営業をし続けてくれます。
ちなみに、おすすめなのは「ブログ」です。
ブログはあなただけのホームページであり、あなたの商品を半永久的に売り続けてくれます。
自分の育てた副業にブログ経由で申し込んでくれるようになれば、最高ですよね。
ブログのアクセスが増えるまでには半年〜1年以上かかるので、フリーランスを目指すのであれば早めに始めたほうがお得ですよ。
>>フリーランスとして独立できた理由の一つ、ブログ運営 〜正しい活用法とは〜
フリーランスになると決めたら、資金を貯めた方が良いです。
その理由は、独立が「未知の世界への冒険」だからです。
これから長い船旅に出るのに、食料(お金)を積み込まないで出港するのはリスクが大きいですよね?
ひたすら釣りをしないといけなくなったり、遠回りしてどこかの港に寄って調達したりして労力と時間が余計にかかってしまう恐れがあります。
でも、ある程度は資金に余裕があれば余計な時間を使わずに済みます。
ステップ2 事業収入を安定化させよう
自分の始めた副業が育ってきたら、単発じゃない収入を増やしましょう。
なぜなら、ひたすら売り続けていくスタイルでは、自転車操業になるからです。
これまで売れていても、ライバルが現れたことで競争が激化して値下げ競争になると単発の収入すら減ってしまいがちです。
そうならないためにも、継続収入を確保しましょう。
なお、継続収入を得るには、本記事内でも取り上げた顧問契約などがありますが、具体的な例などは別記事で解説しますね。
>>継続収入を作るために必要なこと(執筆中)
ステップ3 独立しよう
ステップ2までを順調に進めていってなら、ほぼ準備万端な状態になっているはず。
いよいよ、独立に向けて本格的に動き出します。
会社に退職の意向を伝える際は、注意すべきポイントがあります。
それは、「退職を申し出るときは相談にしない」と「極力早めに言う」です。
これに関しては、別の記事で詳しく書いていきたいと思います。
>>【退職経験者が語る】実際の流れ会社を辞めるときに抑えるべきポイント!(執筆中)
フリーランスになるのであれば、開業届を出した方がお得です。
なぜなら、開業届を出すと確定申告で「青色申告」ができるようになり、金銭面でかなり負担が軽くなるからです。
例として、主に以下のメリットがあります。
・最大65万円の特別控除
・赤字の繰り越し
・経費にできる範囲が増える
ちなみに、会社員のうちに開業届を出すのも問題なし。
副業が軌道に乗ったら、開業届を出してしまっても良いでしょう。
>>知識0でも確定申告がめっちゃ簡単になる会計ソフトFreeeを使ってみた【フリーランス必見】(執筆中)
まとめ
ここまで、0からフリーランスになるまでの流れを見てきました。
ポイントは以下のとおり。
・「不安感が高いこと」がフリーランスのデメリット
・その不安感は「お金」に関係している
・不安感を少しでも和らげる方法は「複数の収入源×継続収入」を得ること
・まずは「小さく」副業を始める
・「自動営業マシン」も育てる
・「資金を貯めて」独立する
フリーランスになりたいけど、実際に一歩踏み出すのが不安なあなたの参考になれば嬉しいです。