※本記事にはプロモーションを含みます。
日本ではまだまだ黎明期で、NFTという言葉すら知らない人が多い一方
世界では、NFTゲームをプレイして稼ぐ人たちがいます。
実際に、NFTゲームをプレイしている人が多いフィリピンでは、ゲームだけで生活費を稼いでいる世帯もあるそう。
今回は、NFTゲームで稼ぐとはどういうことなのか?の説明と、始め方についても紹介していきます。
目次
NFTゲームでどのように稼ぐのか?
NFTゲームをしてお金を得る方法は意外にシンプルで、主に以下の2つです。
・NFTアイテムを売買する
・ゲーム内の成績で報酬が与えられる
例としてSorareというゲームでは以下のような報酬発生システムがあります。
・現実の試合成績と連動したプレイヤーカードを所有
・カードの取引、仮想トーナメントへの参加、プレイヤーの現実での活躍などにより報酬発生
まだまだNFTゲームは始まったばかりなので、今後いろんなパターンの稼ぎ方が出てくる可能性もあります
NFTゲームで生活費を稼いでいる人たち
冒頭でも述べたように、フィリピンではNFTゲームで生活費を稼ごうとする集落があります。
新型コロナウイルスの流行で稼ぎが減り困窮していたときに、このゲームでお金を稼げることを発見し、その後多くの人が取り組むようになったそう。
こちらの記事では、その経緯が記されていますので興味があればどうぞ(外部記事に飛びます)
これらの人たちは、一日中NFTをして稼げる人は月に3万円以上を得ているそうです。
ちなみに、2021年現在フィリピンの1ヶ月の平均月収は3万円ほど。
その金額からすると、ゲームをして3万円くらい稼げるのはなかなか美味しい話とも言えるかもしれません。
実際に人気のあるNFTゲーム
ここからは、実際に人気があって今後にも要期待のNFTゲームたちを紹介していきます。
Crypto Spells(クリプト・スペルズ)
Crypto Spells(クリプト・スペルズ)は、日本企業のCrypto Games株式会社が運営しているデジタルカードゲーム。ゲーム開始と共に全プレイヤーにスターターデッキをもらえるので、カードを買わずに始められるのが特徴です。
カードには五つのレア度がありますが、ゲーム外で換金できるのはゴールド〜リミテッドレジェンドのみです。
・ブロンズ
・シルバー
・ゴールド
・レジェンド
・リミテッドレジェンド
定期的に公式大会が開催されていて、そこで良い成績を収めればゴールド以上のレアカードをもらえたりしますので、ぜひ挑戦してみてください。
Sorare(ソラーレ)
Sorare(ソラーレ)は、フランス企業のSorare(ソラレ)が運営しているデジタルカードゲーム。
レアル・マドリード、リバプール、バイエルンミュンヘンなどの有名チームも提携していて、ユーザー数も60万人以上を突破(2021年現在)
2021年中頃には6億8000万ドルもの資金調達を行い、話題を集めています。
TheSandbox
TheSandbox(ザ・サンドボックス)は、香港のTheSandoBoxが運営するNFTゲーム。
メタバースと呼ばれる仮想空間上でキャラクターを操作し、自分だけの土地(LAND)を買ったり人に貸して不動産収入を得たり、アイテムをやりとりしたりして稼ぎます。
BINANCEなどの大手取引所でも取り扱っている「SAND」と呼ばれる暗号資産がプラットフォーム上で流通していて、コイン単独の時価総額は20億ドルを超える規模に。
将来的にはブランドや有名人がファンと交流したりする空間として成長させたいそうで、今後の発展が楽しみなNFTゲームです。
※2021年12月18日、日本の株式会社クオンが、Sandbox内でNFTキャラクターの販売を開始して話題になってます(「ベタックマ」「うさぎゅーん!」の装備品や、「ビジネスフィッシュ」「うさぎゅーん!」の部屋の販売)
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)はベトナムのスタートアップ企業Sky Mavis(スカイ・メイビス)が運営している対戦型ゲーム。
Axie(アクシー)と呼ばれるモンスターを集めて、他のプレイヤーやCPUなどと対戦します。
対戦だけでなくランドと呼ばれる土地を持つことができ、Axieたちに素材を集めさせて新たなアイテムを作るといった要素もあります。
2021年現在フィリピンで爆発的に人気があり、これだけで生活費を稼いでいる集落もありますが、初期費用がかかるので注意が必要です。
※2021年11月、レア度の高いランドが2.7億円で取引されたとの情報もあります
NFTゲームのデメリット
NFTゲームにもデメリットがあります。
特に始まってから歴史が浅いNFTでは、さまざまなアクシデントに見舞われる可能性もなきにしもあらず。
マイナスな面も知っておきましょう。
法律が整っていない
日本においてはまだNFT関連の法律の整備は進んでいません。
例えば、以下のような課題があります。
・データに対して所有権は認められていない。
・ブロックチェーン上で権利を移転しても、法的権利が移転していない可能性もある
財産となり得るが、具体的な形を持たないものを無体物と言います。
例えば、音、電気、光、熱なども無体物です。
実は、データも無体物のため、明確な所有権がないのです。
「データは無体物であって民法上の所有権の対象ではない。」
データ利用権限に関する契約ガイドライン 経済産業省
法的権利とデータ、両方の移転をしなければ本当の意味で所有しているとは言えません。
データを実際に持っていても、法的には別の人に権利が生じているといったケースですね。
不動産登記の場合も「登記は完了しているのに、法的権利は移行していない」ケースが生じることがあり得ます。
ゲームとしてのクオリティがまだまだ低い
巷で言われているのは、まだゲーム自体のクオリティはスマホゲームなどにも劣っているということ。
プレイヤーもお金目当てで参入した層が多く、「面白さ」が二の次になっている面もあります。
とはいえ、スクウェア・エニックスがNFT業界に進出してきたりしていて、これまでゲーム業界を引っ張ってきた大企業の参入があれば面白いゲームも増えるかもしれません。
準備がめんどくさい
そもそもNFTゲームを始める前に、慣れてない人は手続きが多くめんどくさいと感じるはず。
そもそもNFTを出品するのにも、ざっと以下の作業があります。
・暗号資産取引所アカウントを開設する
・MetaMask(ウォレット)を作る
・暗号資産取引所でイーサリアムを購入
・購入したイーサリアムをMetaMaskに送る
・マーケットプレイスであるOpenseaを開設
・MetaMaskとOpenseaを連携
・Openseaで出品
ぱっと見めんどくさい笑
NFTゲームを始めるには
さて、ここからは実際にNFTゲームを始めるためのステップを見ていきましょう。
まずは、取引用の暗号資産を手に入れる
1暗号資産取引所に登録
NFTゲームを始めるには、暗号資産のイーサリアムが必要です。
暗号資産を手に入るには取引所に登録する必要がありますので、以下の取引所のうち、どれかを開設しましょう。
・BITPOINT ・bitbank
・Coincheck ←手軽にNFTを始められる
Coincheckはアプリ内に『コインチェックNFT マーケットプレイス(β版)』があり、MetaMaskとの連携もやりやすいので初心者にはオススメです。
>>1時間で出来る!NFTアートの作り方
2MetaMaskに登録
購入したイーサリアムをNFT取引に使うには、MetaMaskというウォレットを使うことが多いです。
NFTゲームで手に入れたアイテムなども、MetaMaskに保管されますので、準備しておきましょう。
登録方法は以下の記事をご覧ください。
3日本円をイーサリアムに換金
日本円をイーサリアムに換金します。
各取引所に日本円を入金→イーサリアムを購入するだけです。
※「取引所」と「販売所」がありますが、以下の違いがあります。
✔︎取引所=取引所の利用者同士で取引する
✔︎販売所=運営している取引所が保有している暗号資産を購入する
販売所の方が取引手数料が高いので、要注意!
4MetaMaskに送金
自分が使っている取引所から、MetaMaskのウォレットアドレスに送金しましょう。
MetaMaskのウォレットアドレス確認の方法は以下の通り。
ゲームアカウントを作る
それでは、実際にゲームアカウントを開設しましょう。
今回はデジタルカードゲームのCrypt Spellsで登録してみます。
(ゲームによって登録手順にも違いがあります)
まずは、Cryptspellsのトップページに移動しましょう。
移動したら、右上の『新規登録』をクリックします。
新規登録画面に移動したら、好きな登録方法で登録してください。
※私はメールアドレスで登録してみます。
このようなメールが来るので、『メールアドレスの登録の完了』をクリック。
すると、トップページに移動します。
左上に『メールアドレスの変更が完了しました』と表示されていればOK。
プロフィールの入力を求められますので、以下の項目を入力し『完了』をクリック。
✔︎ユーザー名
→20文字以内(後で変更可能)
✔︎地域
→国名を選びます
✔︎4桁の招待コード
→なければ空白でOK。
プロフィールを入力すると、図書館の魔女ジョゼ姉さんが案内を買って出てくれます。
続いてはMetaMaskと連携しましょう。
右上のアイコンマークをクリックすると、設定画面に移動します。
下の方に『ウォレット連携』アイコンがあります。
こちらをクリックしましょう。
Metamaskが起動して、パスワード入力を求められます。
入力後は『ロック解除』をクリックしましょう。
確認画面に移動します。
よければ「次へ」をクリック。
これでもかというほどの確認画面攻勢。
『接続』をクリックしましょう。
署名の要求という画面が出てきたら、『署名』をクリック。
トップ画面に飛ばされ「アドレスの連携が完了しました。」ポップアップが表示されます。
※「OK」か「×」をクリックすれば消えます。
これで、NFTゲームの登録+ウォレットの連携が完了です!
まとめ
ここまで、NFTゲームで稼ぐとは?について見てきました。
NFTゲームでお金を稼ぐ方法は主に以下の2つですね。
・NFTアイテムを売買する
・ゲーム内の成績で報酬が与えられる
NFTゲームの歴史はまだ浅く、法律などの整備も進んでいません。
そのため、今後の動向は注意深くみていく必要があります。
「NFTゲームは稼げる」という情報がありますが所得水準が低い地域での話が多く、所得水準が高い地域で生活費分も稼げているという話は今の所見つかりません。
そのような状況ですので、「稼げる」というワードを使った詐欺などには騙されないようにしましょう。
その一方、スクウェア・エニックスなどのゲーム関連企業が参入を始めていることからも『NFTゲーム』の技術に対する期待は大きいことがわかります。
今のうちにNFTゲームを体験してみたい方は、NFTを手軽に始められるCoincheckを試して見てくださいね。