新型コロナウイルスの感染拡大によって発令された緊急事態宣言の一部解除に伴い、
経団連が、事業の再開と同時に感染対策の両立のために「週休3日制」やテレワークなど様々な勤務形態を検討しているそうです。
すでに佐川急便など一部の企業ですでに導入されている週休3日制。
昨年8月には日本マイクロソフト社が試験的に導入して、社員一人あたり4割も売り上げが増えたという話もあります。
と思う方も多いかと思いますが、実際どんな良いことがあるのでしょうか。
今回は、巷で話題になっている「週休3日制」で考えられるメリット・デメリットをあるある形式にしました(日本では普及してないので、あるあるって違和感しかないけど)。
従業員の方も、企業側の方も是非ご覧ください。
目次
週休3日制あるある【従業員】
従業員のメリット
・休みが1日増えただけで、ちょっと遠出しやすくなった
・増えた休みの日は副業に充て、収入が増えた
・副業によって個人のスキルが上がり、本業のパフォーマンスも上がった
・きちんと3日間休みたいので、4日間で仕事を終わらせようと努力し生産性が上がる
・結果、仕事が速くなる
・単純にストレスが減る
従業員のデメリット
・1日の労働時間が10時間になった(変形労働時間制の場合)
・1日の労働時間が8時間のままだが、1日分の給料が出なくなった
・家にいる時間が増えるので、妻に良い顔をされないこともある(かもしれない)
週休3日制あるある【企業側】
企業側のメリット
・会社としては1日分の光熱費が減る上、諸経費も抑えられる(交代制で無い場合)
・従業員の満足度が上がり、離職率が下がる
・「先進的なことをしている」と、企業イメージが良くなる
・従業員自身のタスク管理能力が上がり、生産性が向上する(無駄が減る)
企業側のデメリット
・交代勤務制の場合、一人の勤務時間を減らした分、雇用人数を増やす必要が出てくる
・対面コミニュケーション時間の減少
・切り替えに際し、顧客や取引先との連携を調整しなければならない
まとめ
いかがでしたでしょうか?
週休3日制で気になるのは、業務効率がどうなるのか・給料がどうなるのかという点だと思います。
業務効率が良くなったケースも見られますが、逆に仕事が終わらなくなる。取引がうまくいかなくなるなどのデメリットも十分考えられます。
週休3日制で給与が減ってしまう形態もあります。
良いことばかりということはありませんので、今のうちに
「もし、自分の会社で週休3日制が取り入れられたらどうすべきか」
を考えておくといざという時に慌てずに済むかもしれませんね。