これからブログを始める方も、すでにブログを始めている方も気になるであろう存在『note』
どっちかをというよりは、両方を活用することをオススメします。
その理由は『両方の強みを活かせるから』です。
目次
WordPressブログ×noteでチャンスが広がる
冒頭で『両方の強みを活かせるから』と書きましたが、どういうことかというと
ワードプレスで作ったブログとnoteと組み合わせるとよりビジネスとしての使い方ができるから。
? これだけでは全然わかりませんよね?
イメージしてもらうために、今から説明してきます。
それぞれのメリットを理解すると、どういうふうに使えば良いかが分かるかと思います。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
WordPressブログのメリット
ワードプレスブログのメリットは大きく以下の2つがあります。
・SEO効果
・資産性
この二つが、ワードプレスが最強と言われる理由です。
W3Techsによると、全世界のWEBサイトのうち43%がワードプレスを使用して構築されているとされていますが、この人気の高さも上記のメリットがあるからこそでしょうね。
1SEO効果
SEO(Search Engine Optimization)とは、日本語で検索エンジン最適化と呼びます。
これはどういうものかというと、Googleの検索エンジンで検索した時に、より上位に表示させることでサイトへの訪問者を増やす施策です。
ここでは細かくは説明しませんが、SEOについて深く知りたい方は以下の記事で解説していますのでご覧ください。
→ブログで月間10,000PVを達成するためのステップアップ、SEO対策の「基本」を抑えればオッケーだ!
ワードプレスで作ったサイトは、他の無料ブログに比べてこのSEO効果が高いと言われています。
実際に、主要なキーワードで調べてみてもアメーバブログやnoteなどの無料ブログは1ページ目ではあまり見かけません。(2022年現在)
その一方で、上位表示されるサイトのほとんどがワードプレスを使っていることがわかりますね。
※ワードプレスを使ったサイトかどうかを確認する方法がありますが、今回は割愛します。
このことから『検索からのアクセスが多いブログを作りたいのなら、ワードプレスブログがおすすめ』ということになります。
2資産性
もう一つのメリットが、資産性です。
noteやアメブロ、はてなブログは『それぞれの会社の提供しているサービスの中でブログを書いている』ため、もし「ブログサービスの提供をやめます!」となった場合には、せっかく積み上げてきた記事やサイトの評価がなくなってしまいます。
それに対して、ワードプレスブログは自分でサーバーやドメインを購入して運営するため、基本的には自分で契約解除をするか利用料金を延滞して利用停止させられるかしない限りは半永久的に残ります。
(万が一レンタルサーバー会社が潰れても、基本的には別の会社に引き継ぎが可能です)
これが私がワードプレスでブログを書くことを勧める一番の理由です。
アクセスのあるブログさえ残っていれば極端な話、失業してもブログをきっかけに巻き返しも図れるのではないでしょうか??
イメージとしては、人脈と一緒ですね。
ブログを通じてつながる人脈も立派な資産ですよ。
noteのメリット
Noteのメリットは、以下の3つです。
・すぐに記事を書ける
・収益化設定ができる
・フォロー機能があり、SNSのような使い方ができる
1すぐに記事を書ける
Noteは登録も手軽で、すぐに記事を書き始められます。
逆に、ワードプレスブログは
・サーバーやドメインの取得
・ワードプレスのインストール
・デザインの設定などの初期設定
が結構大変で、記事を書き始めるまでのハードルが高めなんですけれども、noteならおそらく登録開始から10分もかからず書き始められるくらい手軽。
2収益化設定ができる
なんとNoteは記事を有料化する機能があります。
ブログの収益というと「アフィリエイト」とか「アドセンス」といった、自分の商品ではないものを紹介したりすることで獲得するのが一般的に知られていますよね。
それがなんと、noteでは自分の体験とか勉強して得た情報などを商品として売り出せるという画期的な仕組みを持っています。
極端に言ってしまえば、誰でもすぐに商品を作って商売ができるのです。
※ワードプレスブログにも一応、記事を有料化するプラグインがあります。
具体的な活用方法は、この記事内で紹介します。
3フォロー機能があり、SNSのような使い方ができる
noteは投稿するだけでなく、他のユーザーとフォローしあったりといったSNSのような使い方もできます。
これはワードプレスにはない大きなメリットで、書いた記事もすぐに読まれやすいです。
ちなみに、noteは約380万人の登録者がいて(2021/3時点)、月間アクティブユーザーが6000万人を超えています。
※アクティブユーザーとは、特定の期間に1回以上の利用もしくは活動があったユーザー数のこと。
それだけたくさんの人が集まっているので、純粋に人との交流も楽しみやすいのですね。
なお、Twitterの月間アクティブユーザーがおよそ4500万人(2017年時点)なので、それを上回ります。
WordPressブログ×noteの活用方法3選
ここからは、僕が考えるワードプレスとnoteの活用方法を見ていきます。
実際にこの様な形で活用しているブロガーさんもいらっしゃいます。
本当であれば事例として紹介できるのが良いんですけれども、他人のビジネスモデルを暴露しちゃうとその人の活動にも影響が出ちゃう可能性があるので、今回は事例はなしでご了承ください。
それでは、見ていきましょう。
WordPressブログで集客→noteの有料コンテンツ販売
この活用方法は結構有名ですね。
ブログ(もしくはSNS)である程度集客できたら、より有益な記事をnoteで作成し「有料記事」として公開することで購入してもらうものです。
Noteの有料記事設定は誰でも出来ますので、初心者の方であっても形だけならすぐに作れます。
よくあるものだと、
・たった1ヶ月でTwitterフォロワーを10000万人にする方法!
・初心者が1ヶ月で案件を獲得する方法!
みたいな感じですね。
成功した人の実体験をノウハウ化したものは有益な情報ですし、実績がはっきりしていれば買ってもらいやすいかと思います。
当然ですが、有料にする以上はそれなりの情報を提供しなければ「詐欺商材」みたいに言われて炎上してしまう可能性もありますので、ご注意ください。
noteでフォロワー増やし→WordPressブログ記事への誘導
先ほどとは逆パターンになります。
Noteで読者を増やして、ワードプレスブログの知名度を高める方法です。
ワードプレスで作ったブログは、最初は検索で表示されにくいためアクセスも集まりせん。
実は、いち早くアクセスを集めるならTwitterが最強と言われています。なぜなら拡散しやすく、多くの人の目に止まりやすいからですね。
その一方noteも似たような使い方ができます。
なぜなら、noteにもタグという機能があるため人の目に触れやすく、フォロワーさんも増えやすいからです。
Noteの記事内に、自分のワードプレスブログへのリンクを貼って、誘導してみましょう。
WordPressブログ×noteのサークル機能で月額課金
ブログでファンになってくれた方に、noteのサークルに加入してもらうことで「オンラインサロン」的な運用をすることも可能です。
交流することがメインになりますので、SNSの様なイメージになります。
「この人と交流してみたい!」と思ってもらえる様な有益な情報と人柄を表現することが大切ですね。
サークルを開設するには運営側の審査を通過しなければいけませんが、試してみる価値はあるかなと思っています。
ブログ×note Q&A
最後に、ブログとnoteに関する疑問に対して回答していきます。
私の実体験に基づくもので、主観も結構含まれていますので参考程度にご覧ください。
noteは被リンク効果があるの?
2022年1月現在、サーチコンソールで確認したところnoteからの被リンクが認識されていました。
※記事本文内にリンクを貼ることで被リンクを獲得できます。「nofollow」タグが付くため被リンクは難しい。とされていましたが、nofollowだからって被リンクされないわけではないのですね。
※今後変化があったら、記事更新します!
noteとブログの同時進行はキツいよ!
無理にnoteをせず、WordPressブログをメインに取り組むことをお勧めします。
その理由は「WordPressブログのメリット」で紹介した通りです。
Noteも素晴らしいサービスですが、あくまでnote株式会社の管理しているプラットフォームであるため、会社の都合でサービス内容が変わったりする可能性があります。
その一方、ワードプレスで作ったブログは半永久的に残ります。
このメリットはでかい。
なので、優先順位はワードプレスブログが先です。
まずはnoteから始めて、ワードプレスに移行したい。
構わないとは思いますが…。
後からワードプレスにするなら最初からワードプレスの方が良いと考えています。
記事は書いてから検索順位に反映されるまで時間がかかりますし、ワードプレスで書いた方が後から順位が上がってきたりします。
あと、移行作業の手間もあります。
なので、本気度にもよりますがワードプレスから始めちゃって良いのではないでしょうか。
noteでアフィリエイトはできるの?
2022年1月現在、noteでは「Amazonアソシエイト」のみ取り扱えます。
※A8netに代表されるようなASPは使えません。
ASPが取り扱えないと言うことは、高単価の案件を利用できないため、大きく稼ぐなら相当頑張らないといけないかなと思います。