ブログのアクセスを増やそうと思ったら、最低限のSEO対策として「キーワード選定」は欠かせません。
実際に、私はこの方法でキーワード選定をして、半年で300→10,000pvを達成しています。
その一方、同時に作成した記事なのに、キーワード選定をしなかった記事は10分の1以下のアクセスだったりします。
そう、同じ人間が書いたとしても
キーワード選定をして記事を書けるかどうかでアクセス数が大きく変わるのです。
キーワード選定の流れは、以下の通り。
①ブログのテーマを確認する
②ビッグキーワードを把握する
③ミドルキーワードを洗い出す
④ロングテールキーワードを出していく。
作業自体はシンプルなので、スムーズなブログ運営のためにもやってしまいましょう。
それでは、どうぞ。
目次
ブログキーワードの知識
本題に入る前に、ブログ集客における「SEO」の重要性について学んでおきましょう。
SEOは「Search Engine optimization」の略で「検索エンジン最適化」と言います。
Googleは役に立つ記事を読者に届けるために、いろいろな記事評価の基準を作っています。それらの基準に合格し、検索された時に上位表示されるような作戦がSEO対策。
何かに困った人が、検索するときに使うワードを「キーワード」。
この、キーワードに対してちゃんと悩みを解決できる記事を書けるかどうかが大切です。
>>ブログで月間10,000PVを達成するためのステップアップ、SEO対策の「基本」を抑えればオッケーだ!
ブログのテーマを確認する
SEO対策とキーワードの重要性について学んだら、いよいよキーワード選定に取り掛かります。
まずやることは、自分のブログのテーマの確認。
ちなみに僕のブログだと
「副業初心者にブログ、プログラミング、動画編集などの副業スキルを習得してもらう」
がテーマです。
テーマを確認すると、ビッグキーワードが浮かび上がってきます。
ビッグキーワードを把握する
続いて、テーマの中からビッグキーワードを見つけましょう。
ビッグキーワードとは、GoogleやYahooで検索される回数が極めて多い単語のこと。
「ブログ」「副業」などのように1単語で構成されているものを指すことが多いです。
ちなみに当ブログでは、以下のビッグキーワードを扱っていることがわかりますよね。
・副業
・ブログ
・プログラミング
・動画編集
ビッグキーワードの検索ボリュームを知っておく
ここで、これらのキーワードの検索ボリュームを調べておきましょう。
キーワードの検索ボリュームとは「月に何回検索されているか」の指標です。
一般的には、以下のツールで調べます。
※キーワードプランナーは一定額の広告を出稿しないと、100~1000みたいにおおよその数しか表示されません。(初心者のうちはこれでも問題ありません)
1. キーワードプランナーを開き、「新しいキーワードを見つける」をクリック
2.検索ワードを入れて、検索
「ブログ」は月刊で368,000回検索されてることが分かります。
検索件数から何がわかる?
この検索ボリュームは、市場の大きさなどとも関連しています。
例えば、「野球」と「クリケット」を比べると、
野球の方がメジャーなスポーツなので検索件数も野球の方が多いです。
ところが、「baseball」と「cricket」と英語に置き換えると、
cricketの方が検索件数が多くなります。
なぜなら、世界的に見ればクリケットの方が競技人口も多くメジャーなスポーツなので、世界共通後の英語で調べると、クリケットの方が多くなるのです。
ブログの目的に関連するミドルキーワードを探す。
続いては、ビッグキーワードを基準にして、ミドルキーワードを探します。
ミドルキーワードとは、以下のような2単語程度のキーワードです。
ブログ 始め方
ブログ タイトル
本ブログの目的は、
「ブログをやったことがない初心者にブログの開設方法を伝え、育てるお手伝いをする」
ですので、以下のようなイメージで記事を書けますね。
「初心者向けにタイトルの付け方を説明する」
「初心者向けに始め方を解説する」
実際に、ミドルキーワードを探してみましょう。
Step1.ラッコキーワードでおすすめのキーワードを探す
先程のキーワードプランナーと、ラッコキーワードを組み合わせてミドルキーワードを探します。
ワードを入れて検索すると、よく検索される「関連キーワード」などが一目でわかるツール。
(旧名:関連キーワードツール( 仮名・β版 ))
ラッコキーワードで「ブログ」と入れて検索すると左側にサジェストキーワードが出てきます。
検索数が多かったりするため、おすすめしてくれているキーワードですね。
ラッコキーワードでは検索ボリュームまでは分からないので、次のステップ2で調べます。
Step2.Googleキーワードプランナーで検索数を調べる
全キーワードコピーをして、キーワードプランナーで検索にかけます。
以下、図のとおりにやってみてください。
すると、このように検索ボリュームが出てきます。
※キーワードプランナーは、Google広告で一定額お金を払って出稿しないと詳しい検索数が表示されません。
右上の「↓」マークをクリックして、「過去の指標」csvかGoogleスプレッドシート形式のどちらかでダウンロードができます。
続いて、DLしたファイルの中で「自分のサイトテーマと関連のある」ものだけ残し、あとは消すなどして整理しましょう。
すると、必要なものだけが残ります。
ロングテールキーワードと組み合わせる
狙うミドルキーワードが見つかったら、関連するロングテールキーワードをピックアップします。
ロングテールキーワードとは、3語以上で検索件数が少ないキーワードのことで「ニッチキーワード」などともいわれます。
検索数は少ないのですが、実はロングテールキーワードを抑えることがアクセス数アップへの近道でもあります。
▷検索者の狙いがわかりやすい
▷個人ブログでも上位表示される可能性がある
▷ビッグ・ミドルキーワードの記事の順位が上がる
先程、ダウンロードしたファイルを見ると
・「ブログ タイトル」
・「ブログ タイトル 決め方」
・「ブログ タイトル 画像」
のように
・ミドルキーワード
・ロングテールキーワード
がありました。
これらは、ミドルキーワードに対して関連性があります。
「ブログ タイトル 〇〇」といったキーワードはピックアップしていきましょう。
基本的には、1キーワードにつき1記事で記事を書いていきます。
1キーワードごとに記事を書いていこう
いよいよ記事を書いていきます。
まずは、ロングテールキーワードから優先的に書いていきましょう。
記事を書く際は、SEOを意識しながら書くことで検索上位を狙います。
具体的なSEO施作については、以下記事を読んで実践してみてください。
>>ブログで月間10,000PVを達成するためのステップアップ、SEO対策の「基本」を抑えればオッケーだ!
ツリー構造を意識する
ロングテールキーワードでいくつか記事を書いたら、ツリー構造を意識してミドル、ビッグキーワードでも記事を作っていきます。
一つの記事から、複数の記事へリンクを貼った構造のこと。
この作業をすることで、ミドルキーワードにロングテールキーワードの記事からの内部リンクを集めます。実は、この記事内で紹介した以下の画像がツリー構造です。
このように関連するロングテールキーワードの記事を、ミドルキーワードの記事に繋げることで、ミドルキーワードの上位表示がしやすくなるといわれています。
・すでに知っている記事であれば、見なくても良い。
・記事が乱雑になりすぎない。
つまり、読者にとっても読みやすい記事になるからです。
まとめ
キーワード選定の流れは以下の流れです。
①ブログのテーマを確認する
②ビッグキーワードを把握する
③ミドルキーワードを洗い出す
④ロングテールキーワードを出していく。
この順序を踏まえた上で、以下の作業を一緒に進めましょう。
⑤1キーワードごとに記事を書いていく
⑥ツリー構造にして、ミドルキーワードの記事につなげる。
まずはロングテールキーワードから書けばOK、ミドルキーワードの記事への繋ぎ方も考えながら作っていくと、後々楽になるはずです。
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