人気記事
ブログでの引用の書き方!使い方を誤ると…

こんにちは!

ブログを書くときは、いろいろと調べ物をしながらになることが多いかと思います。

 

その際、自分の記事内に「引用」を適切に用いることで読者の信用を得やすくなりますし、分かりやすい内容構成にもしやすくなります。

ただし!引用を使う上ではいくつかの注意すべき事項がありまして…
これを守らないで引用を乱用すると、Google先生に嫌われてしまい記事が評価されない!なんてことにも繋がる諸刃の剣でもあります。

 

今回は、Googleにも読者にも優しい引用の使い方を解説します。

 

 

目次

ブログ内で引用を使うときの書き方

他人のWEBサイトなどから文章を引用して、自分のブログに記載するときは以下の3つのポイントを押さえましょう。

 

①「引用」と分かるように記述
②引用する文章をそのまま記述
③引用元を明記する
 

 

ちなみに、WEBサイトからだけでなく書籍、あるいは画像などを引用する際にも基本的には同じ要領です。
それでは、以下で詳しく見ていきましょう。

 

WEBサイトの文章を引用するとき

他のWEBサイトなどから引用するときの書き方としては、非常にシンプルです。
難しいことはする必要はなく、基本的には以下のように記述しましょう。

 

 

こちらの引用がどのような構成で成り立っているかというと、以下のような感じ。

①<blockquote>タグで囲む
②引用したい文章を「そのまま」記載する
③引用元を明記する

 

①<blockquote>タグで囲む

ブログで引用を使う際は、<blockquote>という引用専用のタグを使います。
このタグで囲まれていると、検索エンジン(Googleなど)が「この文章は引用なんだな」と判断できるんですね。

このタグを使わずに引用文を記載してしまうと、ペナルティの原因になってしまうこともありますので注意しましょう。

 

G
これコピーコンテンツやんけ!こいつぶっ飛ばす

 

ギャァあああ

  

②引用したい文章を「そのまま」記載する

引用したい文章を、一部書き換えたり削除したりしてはいけません。
基本的に原文をそのまま記載するようにしましょう。

なぜなら、少し語句が違うだけで著作者の意図と違う内容になってしまう可能性がある上、あなたのブログの読者も誤っていることに気づかず第三者などに誤った情報を広めてしまう恐れもあるからです。

 

こうなった場合、責任はあなたに生じます。

引用が認められたとしても、一部の改変により「同一性保持権は侵害している」となる場合がありますので句読点なども含めて全く同じ形で引用するようにしましょう。

裁判事例

漫画家である小林よしのり氏(原告・控訴人)の漫画「新ゴーマニズム宣言」における一部カットを、現代史研究者である上杉聡氏が、著書「脱ゴーマニズム宣言」の中に引用して当該漫画を批評したことに関する民事裁判。

※小林氏は、57カットを無断で複製したとして、上杉氏と発行者および発行所に対して出版等の差止め+約2600万円の損害賠償を請求した。

結果:東京高裁は56カットは「引用」と認めたが、一部改変を行なった1カットについては「同一保持権を侵害する」と判断した。

 

引用元からは、そっくりそのままコピーしよう

 

③引用元を明記する

必ず引用元を明記しましょう。

 

書き方としては

「引用ページ名」 引用元サイト名 より引用


のように記載します。
この際、引用ページ名と引用サイト名にはテキストリンクを張るようにしましょう。

 

  • 〜〜〜〜 より引用
  • 出展: 〜〜〜〜
  • 引用元: 〜〜〜〜

という具合に「引用元のことを書いてるんだな〜」と分かればOKです。

 

改めて引用文を見てみると、以下のように3つの要素を満たしています。

 

 

書籍などから引用するとき

基本的にはWEBサイトの引用と同じですが、書籍から引用する場合は引用元にテキストリンクを貼れません。
ですので、その書籍のタイトル、出版社名(著者名)、出版した年、掲載されているページなどを明記しましょう。


引用元の書き方だけが、少し異なるということを覚えておきましょう!

 

画像などを引用するとき

画像を他のサイトから引っ張ってくる場合も、引用の要件を満たした書き方をする必要があります。

ですが、画像の場合は本当にそのサイトが本家本元とは限らないため、要注意です。(そのサイトが別のサイトから無断で引っ張ってきている可能性もある)

 

できないことはないが、基本的にはWEB上で画像の引用は行わないのが無難です。

 

 

ブログ内で引用を使うときの注意点

ブログ内で引用を使うときの注意点としては、文化庁の資料にも記載されているように4つの項目があります。
他人の著作物を直接許可を取らずに利用できるのが引用ですが、それゆえにルールをきちんと守らないといけません。

 

引用における注意事項

他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。

(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)

「著作物が自由に使える場合」 文化庁 より

簡単に書くと、以下のような感じです。

 

①読者に分かりやすい記事にするために、補足として利用する(文字数稼ぎはNG)
②紛らわしい書き方はしないでね
③自分の書いた文字数の方が少なく、引用の方が多くなったりしないこと。
④引用元を、読者に分かりやすいよう書こう

 

 

ブログ引用の書き方まとめ

ブログ内での引用は手順としては簡単ですが、引用にあたって気をつけるべきポイントがありますので、それらに留意をして使うようにしましょう!


①<blockquote>タグで囲む
②引用したい文章を「そのまま」記載する
③引用元を明記する

 

画像に関しては、色々とややこしいことになるので「極力自分で作る」ことをお勧めします。
それでは、楽しいブログライフを!

おすすめの記事