SEO内部対策ってどうやれば良いの?
難しそうだけど、簡単にできないかな?
そうお悩みの方に向けた記事です。
実は、SEO内部対策はコツを掴めば「自然にできる」ようになります。
〜Googleがページを「見つけ」やすいように工夫しよう〜
①XMLサイトマップ送信
②クローラーを呼び込もう
〜Googleがページの内容を「理解」できるように工夫しよう〜
①キーワードをサイト内に含める(タイトル、見出し)
②サイト内部リンクを分かりやすく示す
③ディレクトリの階層を簡潔にする
④ページネーションを数字で書く
⑤クロールさせたくないページをrobots.txtにて除外する
⑥URLの構造は短く、シンプルにする
⑦画像にはaltタグを使って、画像の意味を伝える
⑧meta descriptionをちゃんと書く
⑨Youtube動画を活用する
目次
そもそもSEO対策って?
SEO内部対策の見ていく前に、「SEO対策って何?」
という方は、ここで復習しておきましょう。
SEO=Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)
SEOは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに評価してもらいやすいように構築し、自分のサイトをまだ知らない人たちに見つけてもらうことでもあります。
そんなSEOにも、大きく分けると以下の3種類があります。
・内部SEO対策‥読者(検索エンジン)が内容を理解しやすい、見つけやすい構造を作ること
・外部SEO対策‥サイトの外部(他のサイト)などからリンクを貼ってもらうこと。
・コンテンツSEO‥狙ったキーワードで上位表示を目指す記事を書き、自然検索からのアクセスを増やす
以下の記事では、より理解しやすく説明していますので、まだ読んでいない方はどうぞ。
ブログの順位が決まるまでを知ろう
Googleは以下のステップで検索結果を決めています。
①巡回ロボット(クローラー)がサイトを見つける
②Googleのデータベースに登録される(インデックス)
③記事の評価が決まり、検索順位として表れる
このうち、内部SEO対策が特に影響してくるのが③
Googleが順位を決めるときの判断基準をプログラムした「アルゴリズム」があります。
このアルゴリズムに認めてもらいやすいように工夫するのが、内部SEOの役割になります。
内部SEO対策の一覧表
それでは、内部SEO対策にはどんなものがあるのか見ていきましょう。
Googleがページを「見つけ」やすいように工夫しよう
1サイトマップ送信
サイトマップとは、サイト全体の構造を示した地図のようなものです。
サイトマップの種類は以下の2つ
・クローラー向けのXMLサイトマップ
・われわれ人間向けのHTMLサイトマップ
これがあると、以下のようなメリットがあります。
・クローラーも全てのページを発見でき、スムーズにインデックスされる
・読者が自分の知りたいページにたどり着ける
XMLサイトマップの送信方法については、以下記事内で解説しています。
2クローラーを呼び込もう
記事を作っても、クローラーが来てくれなければインデックスすらされません。
早く検索結果に反映させるためには、クローラーを呼びこむ必要があります。
なんて叫んでも某サ○ヤ人のように駆けつけてくれません。
そんなクローラーですが、自動で呼び込む方法もあります。
それは「WebSub(旧名:PubSubHubbub)」というワードプレスプラグインを使うこと。
以下記事の中で解説していますのでご参照ください。
Googleがページの内容を「理解」できるように工夫しよう
3キーワードをサイト内に含める(タイトル、見出し)
キーワードには「サイトの内容を知らせる役割」があります。
このキーワードを適当につけていたら、読者にもGoogleにも記事が届きません。
例えば、『ワードプレス初心者に、記事を作る方法を解説する記事』を書くとしましょう。
以下のどちらのタイトルの方が、内容を予想しやすいですか?
良い例→「ワードプレス初心者必見!記事作成方法3ステップ」
悪い例→「あの最強のブログ作成ツールでPostをCreateする方法」
上位表示されればクリックしてしまう気もするけど笑
タイトルだけでなく見出しでも、狙いたい主要なキーワードを絡めるとなおGOOD!
例えば、
「ダウンロード方法」
だけじゃなく
「ワードプレスダウンロード方法」
みたいな感じですね。
4サイト内部リンクを分かりやすく示す
Googleも読者も、サイト内部にあるリンクから他のページにいきますよね?
このリンクに気づいてもらえるか、クリックしたいと思わせられるかが大切。
・画像より文字の方がクリック率が高い(人は露骨な広告を嫌がる)
・テキストはアンダーラインがある方が気づいてもらいやすい
来てくれた読者が、他の記事も呼んでくれるとPV数も増えやすいです。
5ディレクトリの階層を簡潔にする
クローラーがサイトの内容を理解するためには、サイトの構造もわかりやすくしてあげる必要があります。
以下の図のように、2クリック以内でサイト内を行き来できるようにすればOK
Googleの『検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド』でも以下のように書かれています。
一般的なコンテンツからそのサイトで求めている具体的なコンテンツへ、ユーザーができるだけ簡単にたどり着けるようにしてください。適宜ナビゲーション ページを追加し、内部的なリンク構造に効果的に組み込みます。サイト上のすべてのページにリンクから到達できるようにし、サイト内の検索機能を探さなくても済むようにします。関連ページへのリンクを適宜追加すると、ユーザーが同様のコンテンツを見つけやすくなります。
Googleドキュメント 検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド より
少ないクリックで辿り着けるかどうかが大事。
6クロールさせたくないページをrobots.txtにて除外する
基本的には何もしなくて良いですが、一応覚えておくと良いのがrobots.txt
これは、検索エンジンに対して「クロールするな」と伝える記述ができます。
無意味なコンテンツなどがあると、SEOに悪影響がありますね。
それを防ぐために、「このページをみられると、全体の評価もガタ落ちなんだよな」というページを見られないようにするのです。
例えば、WordPressの管理画面などはrobots.txtによってクローラーが来ないようにされています。
※クローラーが来ないようにするだけで、絶対にインデックスされないわけではありません。URLをどこかに被リンクされると、そこからクローラーがたどり着いてインデックスされてしまう可能性がありますのでご注意を。
7URLの構造は短く、シンプルにする
Googleの公式でも宣言されていますが、URLは可能な限りシンプルにします。
無意味な文字列になったり、長くなりすぎないように
※日本語だとGoogleが内容を理解できない可能性があるので、英語で記述しましょう。
単語を繋げるのではなく、分けてあげると良いです
悪い例→blogwriting
良い例→Blog-writing
アンダーバーではなく、ハイフンを使うことが推奨されています。
悪い例→blog_writing
良い例→Blog-writing
8画像を正しく活用する
Googleは画像だけを見て、「これはこういう意味だ」とは判断できません。
Altタグというもので、「これはこういう意味を持つ画像ですよ」と伝えてあげる必要があります。
また、画像のファイル名も以下のように意味を持たせてあげると良いです。
良い例→blog.png
悪い例→image01.png
・「重要な画像はページの上部につける」
・「画像は関連するテキストの近くにおく」
などのガイドラインも示されていますので、確認しておくと良いかと。
9meta descriptionをちゃんと書く
meta descriptionは、記事ごとに設定する要約みたいなものです。
Googleなどで検索したら、タイトルの下に文章が並んでいると思いますが、あれがそうです。
meta descriptionを設定すると、読者が記事内容を読む前に大まかな内容がわかるため、クリック率などに関係してきます。
一方、記述をしないとGoogleが自動で選んだ文字で文章を作成してくれますが、あまり推奨されていませんので出来る限り自分で設定しましょう。
10Youtube動画を活用する
Youtube動画を使うことで直接的にSEOに影響を与えることはないとも言われます。
ですがもし、動画があることで読者の理解力がアップするのなら効果が無いとは言い切れないのです。
動画からの流入も増えるし、被リンクの獲得にもつながる可能性があります。
なので、記事内容を補足するような動画を作れるのであれば活用します。
大切なことはこれ
どれほど、内部対策のテクニックを知っていても
「読者の役に立つ」記事が書けなければ全く意味がないからです。
なので、重要度は以下の順番。
①記事の質
②内部SEO対策
③外部SEO対策
記事の質は、文章の上手さも大事ですが「気持ちがこもっているか」が一番大事だと思っています。
気持ちがこもるかどうかは、どれだけ思い入れがあるか、どれだけ本気で調べたか、そういうところから文章に表れるのでわかります。
「スムーズに読めるかな?」
「わかりにくい表現じゃないかな?」
まずはそこから、こだわっていきましょう。
ブログのテーマを決めてから取り組むと、ブログの成長も早いですよ!